朝鮮半島の状況
朝鮮では王のお父様が権力を握っていた。この王のお父様を潰して権力を獲得しようとしたのが王の奥様である閔氏(ビンシ)。閔氏は日本と手を組んでお父様を権力の座から引き摺り下ろすことに成功する。これによって日本は朝鮮半島への足掛かりをゲットすることになる。

旦那のお父様を潰して我々が権力を握るわよ。日本さん助けてください。
日本の動き
当時の日本は明治維新を経て海外に影響力を持つことを目指していた。そして最初に目をつけたのが朝鮮半島だった。しかし当時の朝鮮は清の子分だったため日本と関係を持つことは考えていなかった。日本は朝鮮を挑発し砲撃を受けたと主張。軍事力をちらつかせることで朝鮮に不平等条約を突きつけ日朝修好条規を結ぶことに成功する。

朝鮮と不平等条約結べたぜ
こうして朝鮮は元々も親分だった清と日本の二国が影響力を持つ地域となった。
二つの事件
壬午軍乱(ジンゴグンラン)
朝鮮では日本と仲良い感じだった閔氏(ビンシ)が権力を握っていた。この閔氏に対してちょっと前まで権力を握っていた王のお父様がクーデタを起こす。

閔氏を引き摺り下ろして再び朝鮮半島での権力を握るぞ
閔氏はこのクーデタを収めるために清の助けを借りる。清に助けを借りたことで閔氏は元々親日派だったが清に傾く。

清様助けてください

閔氏やられそうじゃん。親分である俺が助けてあげるよ。

やっぱり日本じゃなくて清様しか勝たん
甲申政変(コウシンセイヘン)
閔氏が清側に寝返ったことで閔氏の下についていた元々の親日派の人間は取り残されてしまった。この親日派の人間が日本の武力を借りてクーデタを起こした。

閔氏のやろう清に寝返りやがって俺たちが潰してやる
これを閔氏は清の力を借りて鎮圧。こうして壬午軍乱と甲申政変によって朝鮮半島内に清の軍隊と日本の軍隊が混在することになった。
まとめ
朝鮮半島への進出を目指していた日本は江華島事件によって朝鮮に対して不平等条約を押し付けることに成功する。
当時親日派だった閔氏が朝鮮国内で実権を握っていたが壬午軍乱によって清の助けを借りたため親清派に転向する。その後親日派がクーデタを起こすも失敗した。壬午軍乱と甲申政変を通して日清両軍が朝鮮半島内に混在する形となった。
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