ファシズムとムッソリーニ

 



ファシズムの台頭

1929年アメリカで株価の暴落が始まり、世界中に波及した。資本主義国は軒並み経済的に苦しくなった。イギリスやフランスは植民地を大量に持っていたのでブロック経済政策を行うことで被害を抑えていた。しかしドイツやイタリアは植民地を持っていなかった。これら二つの国では国民は貧困に苦しみ失業者が増えていった。

このイタリアとドイツで強烈なリーダーシップを誇る人物が現れる。

リーダー
リーダー

俺たちも強い国を作って植民地を獲得するぞ

俺が植民地を獲得して国民みんなを経済的に救ってやるから俺についてこい

こうした強いリーダーに経済的に苦しく人としての尊厳を失っていた人々は惚れ込んだ。しかし彼らリーダーは国家が率先して国の問題を解決してやるからその代わりに強い権限を求め、言論の統制なども行った。

こうした「国家がリーダーシップを発揮して国民の問題を解決するから国民は黙ってついてこい」といった思想をファシズムという。

ムッソリーニ登場

イタリアは第一次大戦には勝利したもののドイツを裏切ってイギリス・フランス側に回った上での勝利だったため戦後領土を拡大することができず、ヴェルサイユ体制に不満を持っていた。戦争で物資を大量に消費したため国内では物不足が進み経済が回っていなかった。そこで不満を持った労働者がストライキを行うようになった。

労働者
労働者

こんな状況で働いてられるか!もう俺は働かねえからな!

こうした労働者によるストライキを労働者を守るための政党が鎮圧することになった。

労働者を守る役割の人
労働者を守る役割の人

労働者暴れんなよ、黙ってろよ

労働者
労働者

は?お前たち俺たちの事守ってくれるんじゃなかったのかよ!ふざけんな誰が俺たちのことを守ってくれるんだ!

労働者を守るための社会主義よりだった政党に鎮圧された労働者たちはもはや誰が味方なのか分からなくなっていた。そこで1人の男がイタリアに現れた。それがムッソリーニだ。

ムッソリーニ
ムッソリーニ

俺がお前たちを守ってやるよ!だから俺についてきてくれ!!

ムッソリーニは労働者に優しい社会主義という考え方を真っ向から否定し、全力で潰すと言い始める。これにより社会主義を嫌う資本家や地主層からの指示を得ることに成功する。さらにその上で国家が率先して経済を立て直すと言って経済的に貧しい下層階級の人からも指示を集めることに成功した。

ムッソリーニ
ムッソリーニ

国家が主導権を握って経済を立て直すから、個人個人の意見を聞いている暇はないからみんな黙って俺についてこい!

 



ムッソリーニの政権誕生と海外侵略

ムッソリーニはローマ進軍を行い軍によるクーデタを起こして政権を獲得する。

ムッソリーニ
ムッソリーニ

ローマを攻めるて政権を獲得するぞ

ムッソリーニはここから領土を拡張することを目指していく。第一次大戦後獲得できなかったイタリア人が多く住んでいるイタリア領土になっていなかった領土を獲得する。

ムッソリーニ
ムッソリーニ

約束破られて獲得できなかった領土を獲得するぞ

イタリアを統一する際、強引にローマ教皇から土地を奪っていた。ヴェチカン市国の独立を認めることでローマ教皇との和解に成功。カトリック教徒からの支持も集める事に成功する。

ムッソリーニ
ムッソリーニ

ローマ教皇と和解するぞ

この後ムッソリーニは植民地獲得を目指して海外に侵略をしていく。エチオピアとアルバニアに軍事侵攻を行いエチオピアを併合し、アルバニアを保護国とする事に成功する。

ムッソリーニ
ムッソリーニ

俺たちイタリアもイギリス・フランスのように植民地を獲得して経済危機を脱出するぞ

まとめ

このようにイタリアは戦後の条約への不満と世界恐慌による経済危機により他国へと侵略をしていくようになった。

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