ポエニ戦争とは何かわかりやすく解説

三つのポイント

  • 戦いの背景
  • 歴史に残る名勝負:ハンニバルvsスキピオ
  • ポエニ戦争の影響

戦いの背景

都市国家として国としての歴史が始まったローマですがついにイタリア半島を統一する。統一してもなおその勢いは収まらず、今度は国の外を目指していく様になる。イタリアは地中海に面していて当時ローマの反対側はカルタゴと言うフェニキア人国家が国を作っていた。

このイタリア半島を統一した共和制ローマvsフェニキア人国家カルタゴの三度にわたる戦争をポエニ戦争という。

第一次ポエニ戦争

1回戦目の序盤は両者拮抗した戦いを見せていたが、徐々にローマが押し始める。しかし調子こいたローマはアフリカに上陸するもカルタゴの反撃にボコボコにされ撤退する途中に海難事故でさらに大量の兵力を失うことになった。

カルタゴは将軍ハミルカル(後に出てくるハンニバルの父)をシチリアに送り、ほぼ全土を手中に収めるほど巻き返すことに成功する。しかし今度はカルタゴが調子に乗って海軍を縮小した。これを見たローマが一気に巻き返してシチリア島を手にした。

逆転に次ぐ逆転で結局1回戦はローマが勝利してシチリア島をローマの属州とし、ローマは初の海外領土を獲得した。

歴史に残る名勝負:ハンニバルvsスキピオ

ハンニバル

第二次ポエニ戦争では歴史に残る名勝負が生まれる。まずはカルタゴの将軍ハンニバルが父親の仇を取らんとばかりにローマを攻める。普通カルタゴがローマに攻めるなら地中海を船で渡ってせめていくが、天才ハンニバルの戦法は違った。

ハンニバル
ハンニバル

スペインの方から回ってアルプス山脈を超えるぞ

ローマはハンニバルがてっきり海の方から攻めてくると思っていたら、まさか反対側のアルプス山脈を越えて攻めてきたので完全に裏をかかれて国内をボコボコにされた。すると今度はローマ側にも天才が現れた。その名もスキピオ。

スキピオ
スキピオ

逆に相手の本拠地攻めるぞ

こうしてスキピオが攻められてるローマ国内を守るのではなく、逆に相手の本拠地を攻める。すると完全に自陣が手薄になっていたカルタゴは慌ててハンニバルを呼び戻した。こうしてザマの戦いでハンニバルとスキピオが戦った結果スキピオが勝利を収め、第二次ポエニ戦争もローマの勝利で終わる。

 



ポエニ戦争の影響

3度に渡って行われたポエニ戦争はその後のローマの社会に様々な影響を及ぼした。

自作農民の没落

当時ローマ軍の主力は重装歩兵であり、これは中小の農民が行っていた。農民は戦争が起こる旅に戦場に駆り出されることになり、自分の農地が荒れていった。さらにシチリア島などの海外領土から安価な穀物が供給されることになり、農民は没落していった。

貧富の差の拡大

中小の自作農民が没落するのに伴ってもとも裕福で大規模な農業を営んでいた人たちが土地を買い占め、また戦争にかって得た土地の人々を奴隷として買い働かせることでどんどん農業の規模を大きくしていった。

この時に拡大した貧富の差が今後のローマの歴史に大きな影響を及ぼすこととなる。

パンと見せ物

没落した農民たちは都市へと集まる様になった。これらの失業者たちが国に不満を持ち始めて反乱を起こされたらひとたまりもないなと思った国は失業者たちにパンを与えてなんとか不満を逸らした。

さらに失業者にとって辛い時間である暇な時間をなくすためにコロッセオで人と動物の血みどろの争いを見せることで暇な時間をなくす様にした。

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