宗教改革の始まりを簡単にわかりやすく解説

宗教改革とは

宗教改革とはキリスト教のカトリックを批判した人がプロテスタントと言われる宗派を生み出した改革のこと。プロテスタントの中でもいろんな宗派があり主にルター派、カルヴァン派、イギリス国教会などがある。現在のプロテスタントの代表的な国はアメリカで他にもイギリス、北欧の国々が挙げられる。宗教改革が始まったドイツにも多くのプロテスタントがいる。

宗教改革のきっかけ

宗教改革が始まったのは現在のドイツ。当時の教皇レオ10世はサン=ピエトロ大聖堂の建設資金を捻出するためにあることを始める。

教皇レオ10世
教皇レオ10世

建設資金欲しいから贖宥状(しょくゆうじょう)売ってお金儲けするか

贖宥状とは免罪符のことでこれを買えば罪が許され、天国に行けるというもの。当時のドイツは神聖ローマ帝国が治めていた。神聖ローマ帝国は皇帝の力が弱かったため、闇商売を行いやすかった。そのような背景もあり贖宥状の販売を始めたカトリック教会に異を唱える人物が現れた。

マルティン・ルター

お金目的で贖宥状を売り出したカトリックに待ったをかける人物が神聖ローマ帝国に現れる。それがマルティン・ルター。

ルター
ルター

いや、贖宥状買ったら罪許されるなんて聖書に書いてねえから。

こうしてルターは「95カ条の論題」で95個の文句をカトリックに対して突きつけた。ルターは神にお願いをするのではなく、神を尊敬することが重要だとする説である信仰義認説を唱えた。

 



カトリックvsプロテスタント

このルターの訴えに対してキレたのが神聖ローマ皇帝のカール5世。カール5世はルターを追放しさらに暗殺を計画する。

しかしここでルターを守る人物が現れる。それがカール5世のことが大嫌いだったザクセン選帝侯フリードリヒ。彼がルターを保護したことでルターは新約聖書をドイツ語に翻訳することができた。さらに同時期にできた活版印刷術によりドイツ語訳された新約聖書が多くの人に渡り、ルターの思想は広まっていく。

ルター
ルター

聖書翻訳したからみんな読んで!贖宥状買ったら罪許されるとか書いてねえから!

国民
国民

うおおおおおお!ルターの思想新しい!

ルターの教えに共感した人々がドイツ農民反乱を起こすなど国内はどんどん混乱していく。

さらに神聖ローマ帝国は小さな国の連合体みたいな感じなのでそれぞれの小さな国のトップの中で反教皇、反皇帝組がプロテスタント側につく。これらの諸侯達がシュマルカルデン同盟を結成しカトリックである皇帝に対してシュマルカルデン戦争を起こす。

最終的に皇帝側が妥協しアウクスブルクの和義により神聖ローマ帝国内のそれぞれのちっちゃい国ではその国のトップがルター派を信仰するか、カトリックを信仰するかを選べるように取り決めた。

これによりルター派は公認された。しかしその土地に住む人々は自分で信仰したい宗教を選ぶことができなかったり、プロテスタントの一派であるカルヴァン派は認められなかった。これが後に三十年戦争の引き金となる。

ルターによる宗教改革の後、宗教改革はヨーロッパに広がっていく。その中でも重要なのがカルヴァンによる宗教改革

まとめ

ローマ教皇レオ10世がサン=ピエトロ大聖堂の建設資金を捻出するためこれを買えば天国に行けるという贖宥状をドイツで売り始めた。この教皇の行動に抵抗したのがマルティン・ルター。彼はそんなこと聖書にかいてないと教会に反発していく。聖書をドイツ語に翻訳し多くの人が聖書を読めるようになった。これによりルターの思想が広まりドイツ国内で反乱が起こるなど混乱する。結果的にルター派の信仰が条件付きで認められた。

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