安保闘争とはなぜ起こったのかわかりやすく解説!

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それまでの日米安全保障条約

第二次世界大戦で敗れた日本は戦後アメリカのGHQによって占領されていた。しかし冷戦などの影響もあって1955年に結ばれたサンフランシスコ平和条約によって日本は独立回復することになる。このサンフランシスコ平和条約と同時に結ばれたのが日米安全保障条約(日米安保)。

アメリカ
アメリカ

日本、独立させてやるから俺の子分になれ

しかしこのとき結ばれた日米安保では日本はアメリカに基地を提供する一方、アメリカは日本を助ける義務があるとまではいえないというアメリカ有利な条約となっていた。この日米安保を改定してアメリカに日本を守る義務を持たせたかった。

日本
日本

アメリカに確実に守ってもらえるようにしてえ

新安保の内容

この少し日本にとって不利な日米安保を改定するために動いたのが自民党の岸信介。自民党はアメリカとの同盟関係を維持しながらも、日本の国際社会での地位を高めていきたいと考えている。そのためアメリカとの関係もできるだけ対等に近付けるために岸信介は日米安保の改定に動いた。

岸信介
岸信介

日米安保を改定してアメリカに守る義務を持たせる

こうして岸信介はアメリカが日本を守ることを義務化、さらにアメリカが東アジアで起こす軍事行動は事前に日本にも伝える、条約は10年ごとに更新などの内容である新安保条約にアメリカで調印した。

岸信介
岸信介

よし、アメリカに日本を守ることを義務化したぞ

 



岸信介のゴリ押し

アメリカにて新安保条約の調印に成功した岸信介だったがこれを日本に持ち帰って国会の承認を得ることで初めて条約というものは効果を発揮する。この国会での承認をめぐって反対派との大論争が巻き起こることになる。

岸信介
岸信介

アメリカで条約結んできたで!国会でも承認してや!

反対派(左翼)
反対派(左翼)

新安保反対!日本が戦争に巻き込まれてしまう!

この新安保条約をめぐった戦いは60年安保闘争と呼ばれる。自民党などの保守勢力(右翼)はアメリカとの同盟関係を維持しながら日本の地位を高めていきたいと考えているので日米安保も維持していきたいと考える。一方革新勢力(左翼)は良くも悪くも敵の多いアメリカにくっつくと日本にも敵が増えてしまうのではないかと考える。よってアメリカとの関係を強めることになる日米安保には反対する。

右翼
右翼

アメリカと同盟を結ぶべきだ!そして日本の地位も上げていくぞ!

左翼
左翼

アメリカと関わってもろくなことねえだろ!日米安保反対!

こうして新日米安保をめぐって国内では大混乱が巻き起こることになるが、岸信介はゴリ押しで国会を通し新安保条約は結ばれた。このゴリ押しによって反対運動は高揚し岸信介内閣は総辞職することになった。

岸信介
岸信介

革新勢力は黙ってろ!ゴリ押しで条約結んだるわ!

左翼
左翼

岸信介ふざけんじゃねえ!総理大臣やめろ!

まとめ

日米安全保障条約というのは日米の関係を強化する条約である。そのためアメリカとの同盟を維持したいと考える自民党などの保守勢力(右翼)は基本的に安保条約に賛成した。しかしアメリカと関わるとろくなことがないと考える革新勢力(左翼)はこの安保条約には反対した。アメリカとの関係をさらに強化することになる新日米安保をめぐって大混乱が起こったのが60年安保闘争。結果的に岸信介がゴリ押しで条約を結んだため保守勢力の勝利となった。

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