岩倉使節団と周辺国との外交をわかりやすく解説

 



岩倉使節団

明治初期、不平等条約の改正が日本にとって外交上の最重要課題だった。この不平等条約を改正するために岩倉使節団が欧米に派遣されることになった。岩倉使節団にはトップの岩倉具視をはじめ大久保利通、木戸孝允、伊藤博文といった力のあるエースが送り込まれた。

日本
日本

日本のエースを送り込んで不平等条約を改正するぞ

しかし条約改正の予備交渉に失敗し、交渉のテーブルにすらつくことができなかった。有利な条約を結んでいる欧米諸国にとっては意味もなく条約を改正するメリットがないからだ。これを受けて岩倉使節団は欧米の政治や産業を視察するという目的に変更し日本も内政を充実させ、近代化をし力をつける必要があることを悟る。

岩倉使節団
岩倉使節団

くそ、条約改正は全く進展なしだ。仕方ねえから欧米諸国を視察するか。

岩倉使節団
岩倉使節団

俺たちも欧米諸国のように近代化しねえとやべえ

清との関係

岩倉使節団でエース級が欧米に派遣されている間の留守政府は西郷隆盛や板垣退助が勤めた。この留守政府が周辺の国との外交を進めていく。清との間に日清修好条規が結ばれた。これは対等な条約だった。

清

清と条約結ぶかあ

また琉球や台湾は清と日本どちらとも関係を持っていた。これらがどちらの国のものなのかをはっきりさせたかった。そんな時に台湾に琉球の人が漂流し、その流れ着いた琉球の人が台湾の人に殺害されるという琉球漂流民殺害事件が起こる。この事件に関して日本が清に賠償金を求めるも清はこれを拒否。日本は台湾に出兵することになる。しかしこれを嫌がった清が賠償金の請求に応じ、台湾は清のもので琉球は日本の物になった。

日本
日本

清さん、賠償金払ってください

いやです

日本
日本

台湾の責任取らないってことは台湾はあなたのものじゃないんですね。じゃあ台湾攻めちゃいます。

わかったわかった、賠償金払うから台湾は俺のものってことにしてくれ

日本
日本

おk、じゃあ琉球はうちがもらいます

 



征韓論と朝鮮との関係

朝鮮とも国交を持ちたかった日本は開国を迫る。しかし朝鮮がこの申し出を無視したため日本国内で武力によって朝鮮を強引に開国させるべきだという征韓論が主張される。征韓論は留守政府であった西郷隆盛や板垣退助らが主に主張した。

日本
日本

俺たちの申し出を無視するとはけしからん。武力で強引にでも開国させるべきだ。

しかし欧米を視察してきた岩倉使節団のメンバーは違う考え方を持っていた。欧米視察により国内を充実させることが先決だと考えていた岩倉使節団メンバーは征韓論に反対した。結果的に征韓論は潰され征韓派は政府をおりる。

まずは国内を充実させることが大事なんだから武力で朝鮮攻めるとか言ってる場合じゃねえ

しかしその後朝鮮に対して挑発を行い、江華島事件を誘発する。これにより日朝修好条規という日本有利の不平等条約が結ばれることとなった。

まとめ

明治初期の外交の最重要の課題だったのが幕末に結ばれた欧米諸国との不平等条約の改正だった。しかし結果を得ることはできなかった。途中で欧米諸国の内側を視察する目的に変更し、日本も内政を充実させるべきだと実感する。

清との外交では日清修好条規が結ばれた。さらに台湾と琉球を巡った政策では日本が巧みにことを進めて琉球を日本、台湾が清の物だと決定した。

朝鮮に対しては開国しようとしない朝鮮に対して武力で開国させるべきだという征韓論が主張された。これに反対したのが国内を充実させることが重要だと考えた岩倉使節団のメンバーで結果的に征韓論は潰された。しかしその後江華島事件をきっかけに朝鮮に対して不平等条約を締結し開国させることに成功する。

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