開国の影響



攘夷運動の激化

長年鎖国をしてきた日本だったが、ペリー来航を境にして欧米と条約を結び開国することになった。今まで日本人しか住んでいなかったところに外国人が入ってくるようになり、外国人を排除しようとする動きが盛んになる。

建設中のイギリス公使館を長州の高杉晋作や伊藤博文らが襲撃したイギリス公使館焼き討ち事件や薩摩の島津久光の大名行列を横切ったイギリス人を殺害した生麦事件などが起こった。

貿易の開始

実際に貿易が開始されると貿易の中心となった横浜は栄えた。日本を開国に迫ったのはアメリカだった。しかしアメリカは国内で南北戦争が起こったため、日本と貿易してる場合ではなくなってしまった。そこに目をつけたイギリスが日本の貿易相手の中心となっていく。

アメリカ
アメリカ

南北戦争始まったから日本と貿易してる暇ねえ

イギリス
イギリス

じゃあ俺たちが日本と貿易しまーす

イギリスからは綿織物や毛織物、武器が輸入された。逆に日本からは生糸が輸出されるようになっていく。



経済の混乱

ずっと鎖国をしていていきなり外国との取引が開始されたので貿易が上手くいかず日本は経済の混乱を招いた。

日本
日本

いきなり外国と貿易しろって言われたってそれは無理な話でさあ

経済の混乱を招いた理由の一つに金の流出によりインフレが挙げられる。日本と外国で金・銀の交換比率が違った。日本では金:銀=1:5だったが、外国では金:銀=1:15で金と銀が交換されていた。

よって銀を5持っている外国人は日本やってきて金1と交換する。その金をまた外国で銀と交換することで銀を15獲得することが出来る。これにより日本国内の金が大量に海外に流出することになる。

外国人
外国人

最初5しか銀持ってなくても日本に行けば15に増やせるぞ

日本
日本

やべえ日本からどんどん金が無くなっていくぞ

日本から金がどんどん流出してしまったためそれまで使っていた小判よりも小さい小判を作った。これによりお金の信用がさがり、お金の価値も下がることになった。お金の価値が下がったので、ものを買いためにたくさんのお金が必要になるインフレが起こった。

日本
日本

お金の価値下がってインフレになってしまった

さらにそれまで江戸の商人は地方の商人とやり取りすることで儲けていた。しかし地方の商人が地方の港で外国と直接取引をすることで儲けるようになった。江戸の商人は儲ける手段を失い没落した。

江戸の商人
江戸の商人

設ける手段がねえよ

幕府は江戸の商人を守るために五品江戸廻送令を作り江戸の商人を保護しようとした。しかし地方の商人や外国人の商人に反対され失敗に終わってしまう。

まとめ

開国をして外国人が日本にやってくるようになると、外国人を排除しようとする攘夷運動が激しくなった。

実際に貿易が開始されと中心となった横浜は栄えた。さらに南北戦争に集中していたアメリカではなくイギリスが日本の貿易相手の中心となった。

金・銀の交換比率の違いや幕府が貿易を上手くコントロール出来なかったことで、日本国内では経済の混乱を招いた。

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