地租改正・殖産興業・文明開化

 



地租改正

江戸時代は税金はその年にとれたお米の量に応じて課税されていた。税の支払い方法は、お米実物で支払いだった。これが地租改正によって土地の値段によって課税され、支払いはお金で支払われるようになった。

日本
日本

今までは取れた量に応じてお米で税もらってたけどこれからは土地の値段に応じてお金で税払ってくれ

税率は土地の値段の3%で、土地の値段を決めるのは政府だった。江戸時代の年貢は取れ高の約半分だったことを考えると一見税率が大幅に下がったように感じるが実際にはそうではなかった。江戸時代のルールである土地で500万分のお米を収穫できたとしたら、税の支払いは250万になる。地租改正のルールだと土地の値段を決めるのが政府なので500万取れる土地の値段を1億にしたら、その3%は300万になるのでこれは実質的には増税になる。こんな具合で政府は税収が激減しないように土地の値段を決めた。

日本
日本

土地の値段は俺たちが決めるわ。3%やで?めちゃくちゃ税率低いやろ?(大嘘)

さらに実際に取れた量から税の量も決められるのならば、不作の年はそれだけ払う税も減る。しかし土地の値段は不作だろうが豊作だろうが変化しないので不作の年でも通常時と同じだけの税を支払わなければならないので農民は厳しかった。

農民
農民

くそ、今年は不作だったのに昨年と同じだけの税払わねえといけねえのかよ

殖産興業

日本は西洋の国に追いつくために産業の発展が必要だと考え、国が中心となって産業を盛り上げていくことにした。

日本
日本

しゃあ産業盛り上げていこうぜ、国民のみんなついて来てな

こうして武器を作る工場や、造船所などが新設された。さらに郵便制度が整えられることで情報の伝達が素早く行えるようになった。新橋・横浜間で鉄道の開通もされた。当時の日本では鉄道を見たら死ぬとか鉄道を見たら目が潰れるとかいう噂が出ていたらしい。この頃模範的な工場として国が富岡製糸場を作った。

国民
国民

鉄道見たら死ぬから絶対に見るなよ!

鉄道開通後の国民
鉄道開通後の国民

あれ?鉄道見ても死なねえじゃん!

日本
日本

おいみんな、富岡製糸場みたいな工場作れよ

 



文明開化

開国したことで西洋の考え方が日本にも入ってくるようになった。フランス革命やアメリカ独立革命の影響を受けて人は生まれながらにして人権という権利を持っているという思想が日本にも入って来て広まった。

一般人
一般人

俺たちも生まれながらにして権利を持っているのか!

さらにフランスの制度に倣って教育制度も整えられ全国で統一されてた。この時代に東京大学や慶應義塾大学、早稲田大学の前身である東京専門学校なども作られた。

日本
日本

教育に力を入れて国を発展させるぞ

また宗教に変化も見られた。それまでは神と仏はほぼ同じ的な考え方だったが、神道を国教化することで神の方が重要みたいな考え方に変化した。お寺や仏像をぶち壊す廃仏毀釈が起こったり、大教宣布の詔による神道の国教化と天皇の神格化が行われた。なおキリスト教は西欧諸国との付き合いとの観点から黙認されることになった。

日本
日本

神道を国の宗教とします。天皇は神です。

太陽暦が採用される・ざんぎり頭の流行・洋服の着用など生活面での変化も見られた。

まとめ

明治時代になって様々な面での近代化が進められた。地租改正では税制が変更された。江戸時代はとれ高に応じてお米で年貢を納めていたが、地租改正によって土地の価格によってお金で税金が納められるようになった。

日本の産業を盛り上げるために国が中心となって殖産興業政策が行われた。武器や船を作るための工場が新設され、鉄道の開通や郵便制度の整備が進んだ。

開国したことで西洋の思想が入ってくるようになり文化面での変化もあった。人権という思想が西洋の影響で入ってきた。さらに教育制度の充実や神道が国教化し、太陽暦が採用された。

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