日米修好通商条約(不平等条約)の締結



幕府と天皇の間で

ペリーの来航によって鎖国状態にあった日本は日米和親条約を結び鎖国は終了した。日米和親条約は国との付き合いをスタートさせるための条約だった。次にハリスが日本にやってきて修好条約を締結をして商売をしようぜと申し込んできた。

ハリス
ハリス

さあ、開国したことだし、俺たちと商売しようぜ

アロー戦争で清がボコられて英仏に植民地みたいにされていたのでアメリカは日本に対してあいつらと付き合うくらいなら俺たちと付き合った方が良いよといったスタンスできた。

ハリス
ハリス

英仏はひでえ奴らだから俺たちとうまくやっていこうぜ

条約締結を迫られた幕府はしょうがないから結ぼうという雰囲気になっていた。幕府はあくまでも天皇から権力を借りているという建前だったため条約を締結して良いか、天皇に許可を取りに行くことになった。しかし当時の天皇である孝明天皇は条約の締結を断固拒否した。

孝明天皇
孝明天皇

外国と条約なんて絶対に認めん

強引に締結

天皇に条約の締結を拒否されてしまったが、条約を結ばなければアメリカにボコられてしまう。そこで井伊直弼が現れて、天皇の許可が降りる前に強引に条約を締結してしまった。

井伊直弼
井伊直弼

天皇の許可待ってたらアメリカにボコられちまうから強引に条約結ぶぞ

この井伊直弼の無勅許での条約締結は天皇を敬う人の反感をくらう。これと外国を追い出そうという思想が結びついて尊王攘夷の考え方が広まっていく。

 



不平等な内容

こうして井伊直弼によって強引に結ばれた日米修好通商条約は日本に滞在するアメリカ人の領事裁判権の承認と、関税自主権の欠如という不平等な内容を含んでいた。

日本
日本

不平等条約結ばされたんご

領事裁判権を承認したことで日本にきたアメリカ人を日本の法律で裁くことができない。日本でアメリカ人が何かしでかしてもアメリカで裁判が行われるのでどうしてもアメリカ人優位の判決になりやすい。

アメリカ人
アメリカ人

俺は日本に行ってもアメリカの法律で守られている

外国から安い製品が入ってくると国内で元々同じものを売っていた人の製品が売れなくなって国内の産業が衰退してしまう。そのため関税をかけて国内の産業を保護する。しかし関税自主権を剥奪されたことで外国から入ってくる安い製品に対して自由に税金をかけることができず国内の産業を保護することができなくなる。

アメリカ
アメリカ

日本に商品たくさん売りつけるぞぉ

アメリカと条約を結んだことで続いて英仏露蘭とも同様の条約を結ぶことになった。

まとめ

ペリー来航によって結ばれた日米和親条約は鎖国していた日本に対して国としての付き合いを始めるようぜ的な条約だった。その後ハリスによって商売を始めようぜ的な日米修好通商条約の締結を迫られることになる。

老中であった堀田正睦は条約を締結するための許可を天皇に求めた。しかし孝明天皇はこれを拒否した。幕府は条約を結ばなければボコボコにされてしまうとビビっていたが天皇は断固反対した。

天皇と幕府で意見が分かれている中、井伊直弼が強引に条約を締結。日米修好通商条約では領事裁判権の承認と関税自主権の欠如という不平等な内容が盛り込まれていた。アメリカに便乗して英仏露蘭とも日本は不平等な条約を結ぶことになる。

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