徴兵制の導入と四民平等

 



徴兵制の導入

明治に入ると軍事の制度も改革が行われる事になった。大村益次郎という長州出身の医者がいて、彼はオランダ語を読むことができた。そのためオランダのいろんな書物を翻訳しているうちに海外の軍事に関する書物も翻訳する事になり、軍事の知識が深まっていった。この大村益次郎が軍事の構想を練り、山県有朋が実行に移した。

大村益次郎
大村益次郎

オランダの軍事の書物を翻訳してたらいつの間にか軍事マニアになってた

徴兵制も大村益次郎が構想を考え、山県有朋が実行した。この徴兵制は国民皆兵の原則により20歳以上の男子は3年の兵役が課される事になった。しかし実際には免除規定がたくさんあり、結構な人が兵役には行かなくてもよかった。

日本
日本

基本的にはみんな兵役こいよ。まあ免除規定あるけどな

この徴兵制は元々武士であった士族からの反発があった。士族には自分たちが戦いのプロだというプライドがあったため、徴兵制によりアマチュアも戦いに参加するのは気が進まなかった。

武士
武士

なんでアマチュアと同じ扱いになんなきゃいけねえんだよ

四民平等

江戸時代は士農工商という四つの身分に分けられていたが、それを廃止する事になり四民平等となった。四民平等によりそれまで苗字を名乗るのは武士だけの特権だったが、全ての人が苗字を名乗ることが許された。

日本
日本

これからはみんな平等。全ての国民が苗字名乗って良いよ

さらに身分の間での結婚も許され、職業も自由に選べるようになった。

日本
日本

誰とでも結婚して良いし、職業も自分がやりたい職業やってええぞ

 



士族の解体

江戸時代には幕府や藩のために戦っていた武士だが、明治時代には幕府や藩は消滅したので武士は失業していた。しかし失業者の増加は社会不安を招くため明治新政府は士族への給料の支払いを続けていた。

武士
武士

やべえ、幕府も藩もねえから仕事無い

日本
日本

しゃあなし給料払ってやるよ

給料の支払いは続けられていたが、この士族への給料が国家予算の30%を占めていた。さすがにキツかった政府はこれを無くしたかったため徐々に法律を作って支払いをなくしていく。これを秩禄処分という。国から給料が支払われなくなった武士は経済的に困窮していく。

日本
日本

さすがに何もやってねえほぼニートに国家予算30%はきついから士族の給料停止するかあ

武士
武士

やべえ、明日からどうやって生活していけば良いんだ

秩禄処分により経済的に苦しくなった武士。彼らを精神的に苦しめたのが廃刀令だった。刀は武士にとって象徴であったが、その刀を取り上げられたことで精神的ダメージをくらう。

武士
武士

俺たちの象徴である刀まで失っちまったよ、もう俺には何も残ってねえ

まとめ

大村益次郎と山県有朋によって日本でも徴兵制が導入される事になった。20歳以上の男子に3年間の兵役が課される事になったが、実際には免除の条件がたくさんあったため多くの人は免除された。

さらにそれまでの士農工商という身分制度は廃止され全ての人が平等となった。

幕府や藩の解体で職を失っていた武士に対しても明治新政府は給料を支払い続けていた。しかしこれが国家予算の30%をも占めていたのでこれをなくすために士族の解体が行われた。

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