ロシアはこのロシア革命を通して強い権力を誇った皇帝がいなくなり、国民みんなで平等を目指す社会主義の国家へと変わっていく。
三月革命(ロシア暦二月革命)
第一次世界大戦は各国の総力戦となっていた。ロシアでもそれは同じで食べ物や物資は前線の兵士に送られる。すると国内の生活はどんどん貧しくなっていった。

おばさん
パンをよこせ
国内で貧しい生活を送っていた人々が首都でストライキやデモを行った。

ニコライ2世
デモを鎮圧しろ
ロシア皇帝ニコライ2世は軍隊にデモの鎮圧を命令する。

軍人
皇帝のいうことなんてもう聞いてられるか!俺たちも労働者の味方をするぞ!
こうしてロシアの皇帝は権力を失っていき皇帝をやめさせられた。皇帝がいなくなったことで国内には臨時政府とデモを行った労働者と兵士の団体であるソヴィエトの二つの権力が存在することになった。
二重権力とレーニンの登場
臨時政府は資本家が中心だった。そのため戦争を継続してさらに儲けようという狙いを持っていた。

資本家
戦争すれば弾や武器が売れるから儲かるぞ
逆に労働者や兵士は生活が苦しいので戦争継続なんて嫌だった。

労働者
戦争なんてもうやってられるか
二つの権力が争い合うなかレーニンが登場した。レーニンは四月テーゼを発表する。

レーニン
全ての権力をソヴィエトへ集めるぞ

レーニン
戦争はすぐに辞める
レーニンが登場し、ソヴィエトに権力を集中させて戦争もすぐに辞めると発表した。
十一月革命(ロシア暦十月革命)

レーニン
臨時政府を倒すぞ
こうしてレーニンが率いる団体が武装蜂起して臨時政府を倒すことに成功。ソヴィエト政権の樹立を達成する。

レーニン
ドイツと講和条約を結んで戦争を今すぐ辞める
発表どおりドイツとブレスト=リトワスク条約を結んで戦争から降りた。

レーニン
地主から土地を回収して国のものにする!
さらに地主から土地を回収して国のものにするといういかにも社会主義らしい布告を行った。
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