第二次世界大戦のきっかけをわかりやすく解説!

三つの陣営

第二次世界大戦が始まる前、世界には三つの陣営が存在していた。この三つの陣営は世界大戦が始まる前の世界恐慌においてそれぞれ違った政策、歩みを見せていた。

自由主義陣営

一つ目はアメリカやイギリス、フランスなどを中心とする自由主義陣営。まずアメリカが世界恐慌に対してとった対応はニューディール政策と呼ばれる。世界恐慌以前アメリカは政府は経済に介入せず、自由な市場に任せるという方針だった。しかし世界恐慌で経済が大打撃をくらったので政府が公共事業を行うなど積極的に経済に介入していくことで世界恐慌からの脱出を試みた。

アメリカ
アメリカ

今までは政府は経済に介入してこなかったけど、これからは介入していきます。

大量の植民地があったイギリスやフランスは本国と植民地のみでブロック経済圏と呼ばれる保護貿易政策を推進した。例えばイギリスはインド、南アフリカ、オーストラリア、カナダなどの植民地と自国のみで自給自足をするようなノリで恐慌を乗り切る作戦を行なった。

イギリス
イギリス

植民地と時刻だけでうまいことやっていきます

これらの国々は第一次世界大戦の戦勝国であり、資源や植民地に恵まれていたため国としての体力があった。

社会主義陣営

二つ目の陣営はソ連の社会主義陣営。アメリカやイギリスなどの自由主義陣営は資本主義を採用していたため世界恐慌の打撃をくらったが、ソ連は社会主義を採用していたので世界恐慌の影響を受けなかった。さらにスターリンによる5カ年計画が成功し、ソ連以外の周りの国は世界恐慌でダメージを受けているのでソ連は何もしなくても勝手に強い国にパワーアップすることができた。

ソ連
ソ連

資本主義乙wwww 社会主義しか勝たん!

枢軸国陣営

三つ目の陣営がドイツ、イタリア、日本などの枢軸国陣営。ドイツは第一次大戦で敗れたときに国力を大きく削がれていたし、イタリアや日本は戦勝国ではあったものの植民地をあまり持っていたかったので国としての体力が低かった。そのためこれらの国々は世界恐慌のダメージをモロにくらってしまう。

こうした厳しい状況に立たされた枢軸国陣営はドイツではヒトラーが、イタリアではムッソリーニが台頭し権力を一つに集める独裁体制が築き上げられていく。独裁体制のもと厳しい状況を打開するために他国へと進攻して植民地の獲得や領土の拡大を狙うようになっていく。

ヒトラー
ヒトラー

この苦しい状況を打開するためにドイツ国民で一致団結するぞ!俺に権力を集めて植民地獲得や領土拡大を目指すぞ!

ヒトラーの暴走と英仏の宥和政策

こうしてドイツで権力を握ったヒトラーは第一次大戦の敗戦によって突きつけられた条約を無視して軍備を整える。そして整った軍隊を従えて周辺の国々へと侵攻を開始する。はじめに同じドイツ人国家であるオーストリアを併合。のちにチェコ・スロヴァキアのドイツ人が多く住む地域をよこせとチェコに要求する。

ヒトラー
ヒトラー

オラオラオラ、領土よこせやボケ

このドイツの要求に対してフランスとイギリスはのちに批判されることになる宥和政策をとる。このときイギリスとフランスは自国で革命が起こってソ連のような社会主義国家になってしまうことを最も恐れていた。そしてナチス=ドイツなどのファシズムは社会主義を敵とみなしていた為ドイツに社会主義陣営であるソ連をシバいてほしかった。

イギリス
イギリス

社会主義国家にだけはなりたくねえ

ヒトラー
ヒトラー

社会主義は絶対に潰す

イギリス
イギリス

お、これは利用価値がありそうだな。ちょっと泳がせてソ連潰してもらいましょうか

このような思惑をイギリスやフランスは持っていた為ドイツの拡大を無視していた。これによってチェコはドイツに領土の一部を奪われてしまう。

 



独ソ不可侵条約

ドイツの拡大に対してイギリスやフランスが文句を言ってこなかった為ヒトラーはさらに調子に乗っていく。今度はチェコを併合し、スロヴァキアを保護国にすることでチェコ=スロヴァキアを解体する。

次にヒトラーが狙いたかったのはポーランド。しかしポーランドに侵攻するにあたって一つ問題があった。それがポーランドを挟んだ向かい側がソ連だったこと。ポーランドに進攻すればいずれソ連と戦争になることが目に見えていた。そこでヒトラーは世界を驚かせる決断をする。その決断によって結ばれた条約が独ソ不可侵条約。

ヒトラー
ヒトラー

ソ連とはまだ戦争したくねえな、ソ連と条約結ぶか

ソ連もイギリスやフランスが、ドイツにソ連を潰してもらおうとしていることを薄々感づいていたので、ドイツと手を結ぶことは悪いことではないと考えていた。こうしてイギリス、フランスはドイツにソ連をシバいて欲しいから宥和政策をしていたのに、そのドイツとソ連が手を結ぶという結果を招いてしまった。

ソ連
ソ連

イギリスとフランスのやろう、ドイツに俺たちをシバかせようとしてるだろ。うぜえからドイツと手組んだろ!

イギリス
イギリス

嘘じゃん、ソ連とドイツが手組んだの?

こうして独ソ不可侵条約を結んだ状態でドイツはポーランドに進攻。ソ連の侵攻も同時に受けたポーランドはたちまち消滅させられ地図上から姿を消した。ここまでくると流石にドイツを放っておくわけにはいかないイギリスとフランスはドイツに対して宣戦布告をする。

ドイツ
ドイツ

ポーランド攻めまーす

イギリス
イギリス

流石にドイツ放っとけねえな、戦争するか

ドイツの快進撃とイギリスの抵抗

ドイツのポーランド侵攻によって遂に開戦した第二次世界大戦。ドイツは電撃戦と呼ばれる作戦によって次々に各地を占領していった。ドイツの攻撃はフランスにも及び、フランスは瞬く間にパリを占領されてしまう。

ヒトラー
ヒトラー

フランス速攻でボコせたわ、弱すぎるだろwww

大陸を早々と占領したドイツの残る敵はイギリスのみだった。しかしここでイギリスに支援をする国が現れた。それがアメリカ。アメリカの支援を受けたイギリスは粘りを見せ、ドイツに上陸させなかった。

アメリカ
アメリカ

イギリス支援します

ヒトラー
ヒトラー

くそ、なかなかイギリスをシバけねえ

 



独ソ戦の開始と戦争の終結

イギリスにドイツが手を焼いている間、ソ連がバルカン半島へと進出するそぶりを見せた。ドイツはバルカン半島から石油を獲得していた為、バルカン半島でソ連に好き放題されるのは避けたかった。こうしてバルカン半島を巡ってお互いに不信感を募らせたドイツとソ連は独ソ不可侵条約が破棄され戦争へと突入することになる。

ソ連
ソ連

バルカン半島進出するぞ

ヒトラー
ヒトラー

流石にそれはだるい、ソ連と戦争するか〜

こうして独ソ戦が始まり序盤ドイツはフランスを占領した時と同じように電撃戦によってソ連に進撃していった。しかしアメリカがソ連を助けたことでソ連も粘りを見せる。さらに冬が到来した。ソ連の冬はえげつない寒さになるので兵士はまともに戦うことができない。かつてこの冬将軍にナポレオンも敗れたが、ナチス=ドイツもこの冬将軍に苦戦する。

ヒトラー
ヒトラー

ソ連の冬寒すぎ

スターリングラードの戦いでドイツの主力が破れるとドイツは窮地に立たされることになる。ソ連の巻き返しをくらい、さらに自由主義陣営がノルマンディー上陸作戦を実行し、ドイツはボコボコにされた。

アメリカ
アメリカ

米・英・仏で一斉にノルマンディーから上陸してドイツをボコボコにするぞ

ヒトラーは自殺をし、ドイツが無条件降伏をしたことでヨーロッパでの第二次世界大戦は終結を迎えた。

まとめ

第一次世界大戦後の世界は平和へと向かっていたが、1929年のアメリカでの株価暴落に始まる世界恐慌によって世界経済は混乱した。その結果国力のあるアメリカ、イギリス、フランスは自国の政策、植民地とのブロック経済政策によってなんとか経済を立て直した。さらに社会主義国家だったソ連は株価の影響を受けなかった為周りの国が自滅していく中勝手に超大国へとのし上がった。ドイツ、イタリア、日本などの国力がなく、植民地も少ないこれらの国は世界恐慌の影響をモロに受けた。これらの国々はこうした苦しい状況を打開するために植民地獲得や領土拡大に動いた。

結果的に世界は自由主義陣営&社会主義陣営vs枢軸国陣営となり枢軸国陣営は敗れる事になった。その後世界は自由主義陣営vs社会主義陣営の冷戦の時代へと突入していく事になる。

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